もう一度、陽の当たる場所へ

人生半ばでうつ病を発症し現在治療中の-すなふきん-です。自らの体験を中心に「治療」「回復」「就労」「自立」の面から振り返りながら、全快への道のりを同じ悩みを持つ方々と一緒に、それぞれが目標とする「陽の当たる場所」を目指していきます。

自立支援医療を利用しよう

またお金の問題

今回もこのブログにたどり着いていただきまして、

     本当にありがとうございます。

さて、うつ病になると元気だった頃にはできていたことが、全くできなくなったりする

ことがあります。睡眠や食事などはその代表かもしれませんが、中でもできなくなって

困ることのひとつが仕事です。

朝からエンジンがかからずに、起きなければいけない時間に起きれない。起きれても

やはりエンジンがかからずに準備ができない。準備ができても会社ではやはり

エンジンがかからない…。こうなると次第に働く意欲も失い、仕事を辞め、治療に専念

することとなります。

そして退職し自宅療養してると、仕事のプレッシャーもなくなり、少し体調もよく

なってくることもありますが、そこでまた新しいプレッシャーに襲われます。それは

お金の問題です。お金の問題は精神的プレッシャーをさらに強め、病状を悪化させる

こともあるでしょう。

治療の経済的負担を軽くする方法

うつ病の治療をする際に、私が最も大切だなと思うこと、それは休養だと思ってます。

しかし仕事を辞め病院に通い休養するとなると、今までの収入が絶たれるため、

経済的な問題が出てきます。そこで利用したい制度が、治療の負担を軽くしてくれる

   「自立支援医療(精神通院医療)」

です。簡単に説明しますと・・・

「すべての精神疾患を対象に、継続的な治療が必要な人が申請・利用できる制度」

とお伝えすれば分かりやすいでしょうか?

もっと簡単に説明しますと・・・

精神疾患で悩む全ての方を対象に、申請すれば医療費の負担が軽くなる制度」

ということになるでしょうか?

自立支援医療を利用してみて

私は心療内科にお世話になり始めた時、病院の壁に貼ってあった案内で、この制度の

ことを知りました。それまでは、まさか自分が心療内科にお世話になる日が来るなんて

思ってもいなかったので、この制度のことを知りませんでした。そしてすぐに先生に

相談し、すぐに利用することとなりました。

実際に利用してみての感想ですが、当時うつ病のため仕事ができなくなり、経済的に

困っていた自分には、メリットはあってもデメリットは何もありませんでした。私の

場合、自立支援医療の証書を見せるだけで、月に2回の診察と薬が無料になっている

ので経済的にはもちろん、精神的にも負担が軽減されています。

利用できるものは、何でも利用しよう

もしこの制度がなかったらと思うと、この制度に本当に感謝してますし、

もしこの制度を知らず経済的理由から治療を迷っている方がいらっしゃるなら、

ぜひこの制度を利用されることをお勧めしたいと思います。

一日も早いうつ病からの脱出のために、自分のメリットのあるものは何でも利用しま

しょう。うつ病の時は何でも億劫になってしまい、文章を読んだり内容を理解したり

することが難しく感じる時があります。そんなときは病院の先生や担当自治体の相談

窓口に電話するなどして相談しましょう。

下記に自立支援医療について簡単にまとめてある記事を添付してますので、もし読める

状態にある方は参考にしていただければと思います。

自立支援医療ってどんな制度?>https://snabi.jp/article/107

 

それでは今回も最後までお付き合いいただきまして、

      ありがとうございました。

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