もう一度、陽の当たる場所へ

人生半ばでうつ病を発症し現在治療中の-すなふきん-です。自らの体験を中心に「治療」「回復」「就労」「自立」の面から振り返りながら、全快への道のりを同じ悩みを持つ方々と一緒に、それぞれが目標とする「陽の当たる場所」を目指していきます。

うつ病になってみて、初めてわかること「症状を理解してもらえなくても、付き合い方は理解してもらえる」

       今回もこのブログにたどり着いていただきまして

           本当にありがとうございます。

               <m(__)m>

 

うつ病になる、はるか前の話

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私がうつ病の治療を始めたのは5年前、でも今から思えばうつ病を発症したのは10年

以上前だったのかもしれません。

 

私がうつ病になる、はるか以前の話、うつ病という言葉さえ知らなかった私、子供の

頃から落ち着いていることが苦手で、今から思えば、それはそれで問題があったのかも

しれませんが、鬱っぽくなっていったのは中学生の頃からだったかもしれません。

 

初めて死ぬことをリアルに感じるようになったり、宇宙に興味を示し、今から思うと

学校や家庭生活からの逃避だったのかもしれません。夜中に家出して自転車で遠くまで

行ったり、少ないお小遣いで電車と徒歩の日帰り旅をしたり、良く言えば自立した

子供、悪く言えば変わった子供でした。

 

そしてうつ病を発症をした最近の話

 

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そしていよいよ本格的にうつ病を発症し、仕事にも生活にも支障をきたすようになり、

好きだった仕事を退職、そして離婚、急に無職で独り暮らしの世界に放り出され、

貧しさと将来への失望から、その時の気持ちと言ったら、ただのシンプルな絶望しか

ありませんでした。

 

最初は過去への後悔と将来への不安から不眠、食欲不振になり、健康にも支障をきたす

ようになりました。ただただ薬に頼って何とか生活を維持しているような状態でした。

 

こうした状態が長期化してくると、もう自分がなぜ眠れないのか、なぜ食べられない

のかさえ分からなくなり、そんなフラットな状態が長く続きました。

運よく仕事にはありつけ、なんとか生活は成立していましたが、仕事やプライベートな

生活の中での人間関係は築くことができず、口数も以前に比べてはるかに少なくなって

いました。

そんな生活から特に変化もなく、今もこんな状態を続けているのが現状です。

 

うつ病の症状を理解してもらう難しさ

 

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ここまで長々と私のうつ病発症前から現在までの話をご紹介させていただきましたが、

誰かに私のうつ病に至るこの長い長いストーリーを少しでも理解してもらおうと

思うと、これだけのことを話さないと、本当の原因や理由や現状を理解してもらう

ことはできないかもしれません。

 

いや、本当に理解してもらうことは、どれだけ詳しく話したとしても伝えきることは

不可能だと実感してますし、また相手も理解しきることは不可能でしょう。

 

ですから今となっては、私を取り囲む人たちに私のうつ病の症状を伝えることを諦めて

います。私の友達の中にはうつ病って、なに?」って言うくらいの人が

いるくらいですから、それも仕方ないのかもしれません。

 

うつ病の自分ができること、できないこと

 

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ですが症状を理解してもらうことはなかなか難しいとしても、うつ病の自分が

      何ができて何ができないのか

を伝えることはとても大事なことだと感じています。

なぜなら、私を取り囲む職場の方やプライベートの友人などに、私との付き合い方を

考えてもらうヒントになるからです。

 

逆にそれを重荷に感じる人は、自分から離れていくかもしれません。でも、それは

それで仕方のないこと、付き合っているうちにトラブルになるくらいなら、理解のない

人には初めからお引き取り願った方が、こちらとしても精神的負担が少なくなって

メリットなのかもしれません。

 

より良い付き合い方を築くために

 

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うつ病特有のもやもやした気持ちや、身体の変調はなってみないと分からない部分も

あるので、自分の担当医以外にこのことを正確に伝える必要のある人はいないかも

しれません。しかしだからこそ、自分とその方との関係性を作っていくために、

あらかじめ、できることとできないことを説明していく必要はあるようです。

 

うつ病の時は人との付き合いがどうしても希薄になりやすい傾向にあるようですが、

そうすることによって、

  相手に自分を理解し上手に付き合ってもらうための

      ヒントを与えてあげましょう。

きっと今までの付き合い方とは違った関係が築けるのではと思います。

 

        今回も最後までお付き合いいただきまして

           本当にありがとうございました

 

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