もう一度、陽の当たる場所へ

人生半ばでうつ病を発症し現在治療中の-すなふきん-です。自らの体験を中心に「治療」「回復」「就労」「自立」の面から振り返りながら、全快への道のりを同じ悩みを持つ方々と一緒に、それぞれが目標とする「陽の当たる場所」を目指していきます。

「自分がうつ病だということを認め、治療に専念するための環境に身を置くべきだった」のに、その邪魔をした私のプライド

 

  今回も私のブログにお立ち寄りいただきまして

      本当にありがとうございます

明るく生きるって、難しい・・・

数日前、一番しんどい停滞期のことをテーマにブログを書きました。その時はかなり

暗くなってしまいまして、どうも失礼しました。<m(__)m>

最後は明るく前向きにまとめたいと思いつつ、つい過去に引っ張られてしまい、

暗くなってしまいました。やはりまだまだ自分のとって一番しんどかった時期は

まだまだ過去ではないのかなと振り返りました。

かと思うと会社でも友人でも、いつ会っても明るく過ごしている方っていうのが

いらっしゃいますよね。いつ会っても本当にに尊敬します。

「この人は普段から本当に心から明るい人なんだろうな」とか

「この人のエンジンはどこについているんだろうか」とか

「どうせ家に帰ったら、ぐったりしてるんだろうな」とか思ったりします。

ですが、いいものはいいと認めて、自分も見習えるよう頑張ります。

 当たり前のことができていなかった私

 

 さて、もし停滞期がやって来てしまったら、どんなことに気を付けたらいいでしょう。

その当時はこんなこと、何も考えれませんでしたが、その当時を振り返ってみて、

今だから思えることをランダムに挙げてみたいと思います。みなさんの何かのヒントに

していただければ幸いです。

  • 車の運転を避ける
  • 飲酒を避ける
  • 危険な作業はしない
  • 将来の心配をしない
  • 過去の振り返りをしない
  • 薬を飲みすぎない
  • 睡眠時間を確保することに集中する
  • 仕事やお金など、治療以外のことを考えないようにする
  • 信用できる誰か(機関・病院)と繋がり、相談する

思い付くままに書き並べてみましたが、いかがでしょうか?。

どれもすべて当たり前のことだと思いますが、当時の私はすべてのことができて

いませんでした。どうしてできていなかったか思い返してみても、今となっては

分かりません。これは想像ですが、おそらく何もできなくなってしまった自分の症状を

認めることができず、うつ病になる前と同じ生活をすることで、自分は大丈夫だという

ことを自分に証明したかったのかもしれません

くだらないプライドの代償と後悔

 しかし私の思いとは反対に、うつ病になる前の生活なんて何一つできていません

でした。そしてそんな私のくだらないプライドを保つための代償として、さらに自分を

傷つけてしまいました。

  • 薬を飲んでいるのに無理して車の運転をして、2度の事故
  • お酒と薬を一緒に飲んで、独りの部屋でずっと起きれなかったことが何度も
  • 自分では覚えていないが、自宅の包丁で何度もケガをした
  • 過去や未来のことを考え、大量の薬と飲酒がなければ眠れなかった
  • 引っ越したばかりの街だったので、話せる人もほとんどいなくて孤立していた

 賢明なみなさんは、こんなことはないと思いますが、当時の私は本当にどうしようも

ない生活をしてたな、こうして文字で書き出してあらためて見てみると、心から実感

できます。ではもし当時の自分に戻れるなら、どうすればよかったと思うか・・・

「自分がうつ病ということを認め、治療に専念するための環境に身を置くべきだった」

と思うのです。そのためには、もっと病院で現状の深刻さを先生に伝えて、入院しても

良かったかもしれません。実家に戻って両親の目のあるところで生活させてもらうのも

よかったかもしれません。でもどちらもやっぱり私のくだらないプライドが、それを

許しませんでした。そのせいで余計に自分を苦しめることとなってしまったのです。

今となっては弱い自分を反省するのみです <m(__)m>

  

 今回も最後までお付き合いいただきまして

          本当にありがとうございました

 

 

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