もう一度、陽の当たる場所へ

人生半ばでうつ病を発症し現在治療中の-すなふきん-です。自らの体験を中心に「治療」「回復」「就労」「自立」の面から振り返りながら、全快への道のりを同じ悩みを持つ方々と一緒に、それぞれが目標とする「陽の当たる場所」を目指していきます。

薬を飲むとき「これを飲めばよくなるんだ」と信じて飲んでますか?半信半疑じゃ良くならない!

  今回もこのブログにたどり着いていただきまして

      本当にありがとうございます。

 健康あっての生活

初めて間もないこのブログ、2日に一回のペースで投稿するようにしてるんですが、

いま働いている会社でストレスがあって体調を悪くしてしまい、前回は初めて

投稿を飛ばしてしまいました。

体調のいいときって、身体のことをまったく意識もせず生活できますが、悪くなると

意識が一気に自分の内面に向かい、悪循環が始まってしまうから不思議です。今までに

ないひどい症状だったんで、自分でも驚いてしまいましたが、意外にも今回は症状の

わりには短期間で終息してくれたので、こうしてまたブログを書いているというわけ

です。本当に大事なのはすべてにおいて「健康」これがなきゃ何もできないなって、

あらためて実感させられた一日でした

      みなさんも健康管理、どうぞ気をつけてください。

薬との付き合い方、私の場合

さて、私たち精神疾患を持ったみなさんに欠かせないのが、日々の「薬」なのでは

ないでしょうか。今回の私の体調不良も実は「薬を普段通り飲まなかった」ことも

原因の一つではないかと思っています。今回はその薬について、自分の経験から考えて

みたいと思います。 

まずみなさんは、一日でどれくらいの薬を処方されていますか。私は一日に22錠処方

されています。他の方のことが分からないので、これが多い方なのか少ない方なのかは

わかりませんが、現在の自分の状況からすると、かなり多く感じています。これは

自分の現在の症状だけではなく、担当医の薬に対する方針にも関係してくると思い

ます

私の担当医の薬に対するスタンスは

「しんどい時には薬に頼って、改善してきたら徐々に減らしていく」

「慣れてきたら自分の体調を見ながら自分で調整する」

「さらに改善してきたら、できるだけ薬に頼らない治療を行う」

というものなので、割と自由度の高い方針と言えるかもしれません。この方針は自分の

考え方にも合っているので、今のところ納得して治療を受けることができています

 薬を飲む上で大切なこと

この納得感は長期で治療を受けていくうえで、特に精神疾患の場合はとても大事な

ものになります「病は気から」とよく言われたりしますが、薬が多くても少なく

ても、疑問や不安を持ったままで飲んでも、きっと効果は最大にはならないでしょう。

ですから治療に関する方針には担当医の言いなりにならず、

「自分はどのような状況にあるのか」

「どのような治療を受けたいのか」

自分の症状や希望をしっかりと伝え、納得した上で治療や投薬を受けることが大切だと

6年間治療を受けてみて感じてます。

      辛い思いをしているのは誰の他でもない、私たちですから。

 

    今回も最後までお付き合いいただきまして

       本当にありがとうございました

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「自分がうつ病だということを認め、治療に専念するための環境に身を置くべきだった」のに、その邪魔をした私のプライド

 

  今回も私のブログにお立ち寄りいただきまして

      本当にありがとうございます

明るく生きるって、難しい・・・

数日前、一番しんどい停滞期のことをテーマにブログを書きました。その時はかなり

暗くなってしまいまして、どうも失礼しました。<m(__)m>

最後は明るく前向きにまとめたいと思いつつ、つい過去に引っ張られてしまい、

暗くなってしまいました。やはりまだまだ自分のとって一番しんどかった時期は

まだまだ過去ではないのかなと振り返りました。

かと思うと会社でも友人でも、いつ会っても明るく過ごしている方っていうのが

いらっしゃいますよね。いつ会っても本当にに尊敬します。

「この人は普段から本当に心から明るい人なんだろうな」とか

「この人のエンジンはどこについているんだろうか」とか

「どうせ家に帰ったら、ぐったりしてるんだろうな」とか思ったりします。

ですが、いいものはいいと認めて、自分も見習えるよう頑張ります。

 当たり前のことができていなかった私

 

 さて、もし停滞期がやって来てしまったら、どんなことに気を付けたらいいでしょう。

その当時はこんなこと、何も考えれませんでしたが、その当時を振り返ってみて、

今だから思えることをランダムに挙げてみたいと思います。みなさんの何かのヒントに

していただければ幸いです。

  • 車の運転を避ける
  • 飲酒を避ける
  • 危険な作業はしない
  • 将来の心配をしない
  • 過去の振り返りをしない
  • 薬を飲みすぎない
  • 睡眠時間を確保することに集中する
  • 仕事やお金など、治療以外のことを考えないようにする
  • 信用できる誰か(機関・病院)と繋がり、相談する

思い付くままに書き並べてみましたが、いかがでしょうか?。

どれもすべて当たり前のことだと思いますが、当時の私はすべてのことができて

いませんでした。どうしてできていなかったか思い返してみても、今となっては

分かりません。これは想像ですが、おそらく何もできなくなってしまった自分の症状を

認めることができず、うつ病になる前と同じ生活をすることで、自分は大丈夫だという

ことを自分に証明したかったのかもしれません

くだらないプライドの代償と後悔

 しかし私の思いとは反対に、うつ病になる前の生活なんて何一つできていません

でした。そしてそんな私のくだらないプライドを保つための代償として、さらに自分を

傷つけてしまいました。

  • 薬を飲んでいるのに無理して車の運転をして、2度の事故
  • お酒と薬を一緒に飲んで、独りの部屋でずっと起きれなかったことが何度も
  • 自分では覚えていないが、自宅の包丁で何度もケガをした
  • 過去や未来のことを考え、大量の薬と飲酒がなければ眠れなかった
  • 引っ越したばかりの街だったので、話せる人もほとんどいなくて孤立していた

 賢明なみなさんは、こんなことはないと思いますが、当時の私は本当にどうしようも

ない生活をしてたな、こうして文字で書き出してあらためて見てみると、心から実感

できます。ではもし当時の自分に戻れるなら、どうすればよかったと思うか・・・

「自分がうつ病ということを認め、治療に専念するための環境に身を置くべきだった」

と思うのです。そのためには、もっと病院で現状の深刻さを先生に伝えて、入院しても

良かったかもしれません。実家に戻って両親の目のあるところで生活させてもらうのも

よかったかもしれません。でもどちらもやっぱり私のくだらないプライドが、それを

許しませんでした。そのせいで余計に自分を苦しめることとなってしまったのです。

今となっては弱い自分を反省するのみです <m(__)m>

  

 今回も最後までお付き合いいただきまして

          本当にありがとうございました

 

 

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「お酒を飲んでも、何も変わらない」 うつ病から抜け出す、はじめの一歩は「当たり前のことから」

  今回もこのブログにたどり着いていただきまして

      本当にありがとうございます。

カーテンを開けて朝日を眼から取り入れよう

梅雨も一旦お休み、今週末はいい天気が続きました。朝から日光が部屋に差し込むと、

やはり普段より体調がいいみたいです。

日光はうつ病の改善にいいというのは、病院でも本でもよく聞く

話なので、私もできるだけ朝日を浴びて目覚めをよくしようと取り入れています。

特にうつ病は朝の時間帯になかなか活動的になれない傾向がありますので、日光を

眼から取り入れることで、朝の活動が楽になるんだそうです。

ちなみに北欧のように日照時間が少ない地域は、うつ病の患者さんが他の地域に比べて

多いそうで、あながち間違いではなさそうです。みなさんの参考になれば幸いです。

さて前回はうつ病になると「いろんなことから、興味がなくなる」というところから、

「食べること」からも興味がなくなり、体調や体力に影響していくということに

ついて、私の体験を中心にご紹介しました。

今回はうつ病と飲酒」について私の体験をもとにご紹介したいと思います。

お酒は貴方を救ってはくれない

うつ病になると、いろんなことから興味がなくなるというのであれば、うつ病になる

以前からお酒が好きだった人は、飲酒から興味がなくなり、お酒の量が減るかと

いえば、私の場合はそうではありませんでした。というか逆に増えてしまって、辛い

うつ病生活をさらに辛いものにして、私を追い込んでいきました。

うつ病になってお酒が増えてしまう理由を、自分なりに思い返しててみますと、

そこにはいくつかのお酒に対する誤った認識が私にあったように思います。それは

次のようなものです。

  • 眠れないので、お酒を飲めば眠れるのではという誤った認識
  • 酔った状態になれば、ストレスから解放されるのではという誤った認識

これらの誤った私の認識は、うつ病の症状や落ちた精神状態を一時的には楽にして

くれるかもしれません。

うつ病治療中の飲酒の怖さ

しかし飲酒してからの眠りでは質の良い眠りは採れません。また酔ってるときは

嫌なことやストレスを忘れさせてくれるかもしれませんが、酔いが覚めたときには

激しい虚脱感、倦怠感に襲われ、次の日に仕事に行くなんて健康な身体でもなかなか

難しいかもしれません。ひどい時には精神的な落ち込みがピークになり、自死を考える

こともしばしばでした。

さらにお酒と薬の飲みあわせが最悪なことは、お伝えするまでもないでしょう。

飲酒して薬を飲むと効果が出たりでなかったり、一番やっかいなのは効果が出過ぎて

しまうことでしょう。夕方にお酒と薬を一緒に飲み、24時間ずっと目が覚めないことも

ありました。そうなってしまうと仕事どころか、まともな生活すら送ることはできなく

なってしまいます。

はじめの一歩を踏み出そう

このように、うつ病治療中の飲酒は百害あって一利なし、今まで飲酒してきた方は

本当に難しいかもしれませんが、少しずつお酒の量を減らし、最終的にはやめることを

お勧めします。また今までお酒を飲んだことのない方は、お酒ではうつ病の症状は

改善しませんから、決して手を出さないことをお勧めします。

こんなことは、当たり前のことかもしれませんが、この「当たり前のこと」

から取り組んでいくことが、うつ病から抜け出す第一歩となるのかもしれません。

自分の意志だけではなかなか難しい時もあるでしょう。貴方のを想う周りの方にも

協力してもらって、ぜひうつ病から抜け出すきっかけを掴んでいただければと、

心から願っています。

   今回も最後までお付き合いいただきまして

      本当にありがとうございました

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「食べる楽しみがなくなってきたら、それはうつ病のサインかも・・・」うつ病のサインに気づいたら、早めに対策してください

  今回もこのブログにたどり着いていただきまして

      本当にありがとうございます。

騒がしい世の中を憂う余裕がない

世間では参議院選挙が公示され、老後資金2000万円問題で騒がしいですが、

うつ病に苦しめられている皆さんも私も、それどころじゃないというか、まずは

  目の前のこの苦しみ、不安を何とかしてくれ・・・

と言いたいですよね。

 

体調が悪く仕事もできなければ、選挙も老後資金も自分には関係ないことのように

思えてきます。

(本当はすごく関係してることは頭では分かってるんですが、周囲のことに頭が回らない

というか、見て見ぬふりをしていたいというか…)。

 

でもやっぱり一番大切なのは目の前の自分、とりあえず健康じゃなければ行動も

できないですし、ちゃんとした判断もできないので、

      お互い、少しでも体調を改善することから始めましょう。

物事への興味を失うこと=生きがいを失うこと

さて前回はうつ病になると「物事への興味がなくなる」という症状について

取り上げましたが、これは生きていくうえでの原動力として本当につらいことです。

簡単に言えば「生きがい」とか「楽しみ」とかを失うことになります。

 

それは人によってはスポーツだったり、芸術だったり、読書だったり・・・、人によって

いろいろな「生きがい」や「楽しみ」があることでしょう。

しかし今回取り上げるのは、生き物として生きていくうえで根源的な欲求である

「食べること」についてです。

うつ病なんて「カッコ悪い」

うつ病を自覚する少し前くらいから、食欲が極端に落ち、普通に仕事しているときでも

朝昼抜きなんて時期は普通にありました。でもそのとき・・・

    「あ!これはうつ病のサインだ!」

なんて気の利いた思いつきはまったくありませんでした。ストレスによる一時的な

食欲不振だと放置していたのが間違いのもとでした。

また自分がストレスで食欲不振になっていることを誰にも相談できませんでした。

もともと我慢強いタイプなので、少々のことでは弱音は吐かないほうだと思いますが、

かなり辛い状況になっても

     「弱音を吐くのはカッコ悪い」

という気持ちが早めの対処を邪魔してしまい、限界まで我慢した結果、症状を悪化

させてしまいました。

砂を噛むような味わい

さて、うつ病によって奪われる食欲とは、どんな感じでしょう。私の体験を基にして

お伝えしたいと思いますので、参考にしていただけたらと思います。

  • 不安で胸がむかむか、吐き気があり、お腹が空かない
  • 今まで好きだったものを、食べたいと思わない
  • 食事できたとしても、砂を噛むような感じで味を感じれない
  • 極端に甘いものが食べたくなり、際限なく食べてしまう
  • 食べることに罪悪感がある
  • 1日食べなくても平気になる

どの症状も辛いですが、私が一番辛かったのは

      「食べ物の味がしない・・・」

という症状でした。

せっかく食事をしてみようかと思っても、食べたものの味がしないと、食べることの

楽しさをまったく感じれなくて、また食べたいという感情にはなれず、よってさらに

食事から遠ざかるといった悪循環になりました。

この結果、生活パターンは不規則になり、体力も落ちるので、すべてのことに対する

意欲がなくなっていきます。きちんと食事が採れていないことにより、睡眠にも

仕事にも生活にも影響が出てきてしまうのです。

 

うつ病初期の段階にある方々には、こうしたサインに気づいたらぜひ病院に行ったり、

ストレスから離れしっかりとした休養を取るなどして、早め早めの対策

ぜひしていただきたいと思います。

私のような辛い体験をしないためにも、私の体験が誰かの健康のためになりますよう

祈っています。

 

   今回も最後までお付き合いいただきまして、

     本当にありがとうございました。

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「楽しいこともないのに、生きている意味があるのか?」うつ病停滞期の絶望と長く苦しい暗闇の中で

容赦なく過ぎていく私の日々

  今回も私のブログにたどり着いていただきまして

      本当にありがとうございます。

 

息つく間もなく過ぎていく毎日・・・

歳を取るにつれ時間の流れるスピードが速くなっていくと聞きましたが、

それは本当なんだなと実感しています。

 

この調子で時間が流れて行ったら、

私に残された時間なんてあっという間だなとか思ってしまいますが、

いつ終わっても後悔のないように

   「その日にできることは、その日のうちに」

を心がけて日々を過ごすようにしています。

 

さて、前回は「とにかく眠い」日常のお話しをさせていただきました。

そして頭の回転が遅くなるという「うつ病」の特徴から、

日常生活の注意した方がいいことをまとめてみました。

今回はそれに関連して、

     いつも「ボーっとしている」自分

について、体験的に感じたことをまとめていきたいと思います。

    最後までお付き合い、どうぞよろしくお願いします。<m(__)m>

奪われた「私」という存在

頭が「ボーっとしている」という表現は、とても抽象的で人それぞれだと思います。

お酒を飲んだ時にそうなる方もいらっしゃるでしょう。

睡眠不足の時にそうなる方もいらっしゃるでしょう。

もしかしたら片思いの人を想う時に、そうなる方もいらっしゃるかもしれません。

どれも頭が回っていないという意味ではうつ病」の症状と似ているかもしれません。

 

頭が「ボーっとしている」という症状だけを聞かされたら、

   「それくらいなら大したことないじゃないか、誰だってあることだよ」

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

     これが日常生活ではとても辛い状態なのです。

例えばその状態は「物事への興味がなくなる」「感情の起伏がなくなる」など、

      今まで出来ていた活力ある日常生活や人間関係を、

         徐々に私の生活から奪っていきました。

 そして開かれた根源的な疑問への扉

今まで好きだったことに、とにかく関心がなくなりました。

映画を観ても感動できなくて、徐々に映画館から足が遠のきました・・・。

本を読んでいても集中できなくて、なかなか前に進まなくなりました・・・。

街で車にひかれそうになっても、もう驚いたりすることもなくなりました・・・。

TVで好きなお笑い番組を観ても、クスっと笑うこともなくなりました・・・。

人と会ってても全然楽しくないので、徐々に独りでいることが増えました・・・。

 

こうなってくるともう・・・

     何をしていても楽しくない。

そのくせに不安感だけは強烈に感じることができるのです。

気が付いた時には身体の痛みも感じない状態になっていました。

そしてワクワクするような、ドキドキするような、

体内の血液がその場の楽しさや将来の期待で、身体のを激しく巡るような感覚も

徐々になくなっていきました。

 

そしてこんな疑問が頭の中を満たすのです・・・

「楽しいこともないのに、生きている意味があるのか?」

 

それはすなわち、日常生活を送ることの諦めへとつながり、

生きることへの絶望へとつながりました。

うつ病の初期段階を過ぎ、本格的な停滞期に入ってくると、こんな感情に支配され、

このままじゃいけないんだという抵抗感もなく

この停滞期は本当に長く苦しい暗闇に、私を引きずり込んでいきました・・・。

(次回へ続く)

 

今回も最後までお付き合いいただきまして

          本当にありがとうございました。

 

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とにかく眠いzzz

さっそく乗り過ごす

今回もご縁あって、このブログにたどり着いていただきまして、

     本当にありがとうございます。

告白します。早速やっちまいました…。前回の記事は実家に帰る高速バスの中で

書いていたんですか、書いてる途中に爆睡してしまい、降りるはずのバス停を

乗り過ごしてしまいました…。みなさんに注意喚起してる場合じゃありません。

睡魔に勝てないようじゃ、本格的な回復はまだまだ先のようですね。ちなみに高速バス

だったんで、次のバス停の遠いこと・・・。おかげで降りたかったバス停に戻るまでに、

どれだけ時間がかかったことか。最近は調子よかっただけに、ショックも大きかった

わけですが、まぁこんな感じで、ゆるーくやっていきますんで、

これからもどうぞよろしくお願いします。

 働かない脳

それにしても、夜にちゃんと寝れていないせいもありますが、とにかく昼間の眠気が

半端じゃない勢いで襲ってきます。緊張してようが、楽しいことをやっていようが、

時と場所を選ばすに眠気がやって来ます。立ち仕事をしていても、立ったまま

眠りそうなときもありますし、仕事中の休憩時間などは地獄ですね。身体は疲れている

から休憩したいんですが、動いていないといつ眠ってもおかしくない感じで、座ったら

眠ってしまうのが怖くて休めない・・・。うつ病って本当に脳が動かない病気なんだなと

実感してる場合じゃないんですが、それでもやっぱり実感せざるを得ませんね。仕事に

生活に、この昼間の眠気だけは本当に困ります。

 自分を知る

そして、そんなときには必ずと言っていいほどミスが起こります。例えば…

  • 仕事中にケガをする
  • 会社に行く準備に時間がかかり遅刻する
  • 電車で降りる駅を間違える
  • 知ってる道なのに間違える
  • 駅ですれ違う人とぶつかる
  • 判断が遅くなり、買い物に時間がかかる

たぶん会社の同僚や周りの人たちから見れば、私がうつ病だと知ってても、病気に理解

がないと、かなりヤバい人に見えることでしょう。

そして本人は、今までできていたことができなくなるわけですから、初めは相当に落ち

込みます。出かけるのが嫌になってきますし、人ごみを歩くのも嫌になってきます。

だから一番落ち着く外出は海や山など、人がいないところをただひたすら歩くだけ

とか、混雑していないスーパー銭湯に行ってただひたすらゆっくりするとか、飛行場に

行ってただひたすら離発着する飛行機を眺めているとか、そういったことでしたら得意

です(笑)。

 自分を受け入れる

こういった感じで、うつ病になると行動が遅くなったり、ミスが増えたりしますので、

そういったことに落ち込まず、自分のその時の体調を把握し、自分の行動の傾向を

把握し、もしできなくても「まぁ、今の自分はこんな感じでいいんだ」と、受け入れて

行動することも大事かもしれませんね。まぁ本当に良くない時は、そんなことにすら

頭が回らないのがこの病気なんですがね。また一緒に行動している人は、そういった

行動にイライラしてしまうときもあるかもしれませんが、そこは相手をしっかり理解し

受け入れてあげてもらいたいと思います。そうすることで、うつ病を患っている方は

随分と楽に行動できるようになります。周囲のみなさんの理解で、より早い回復のため

支えてあげて頂きたいと思います。

 

それでは今回も最後までお付き合いいただきまして、

     本当にありがとうございました。

 

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どっちがどっち?

ちょっと苦手な乗り物

今回も私のブログにたどり着いていただきまして、

      本当にありがとうございます。

梅雨にも働き方改革が浸透してきたのか、今日は雨も休養日。最近の私は会社の移転

騒ぎで曜日や時間にか変わらず駆り出され、働き方改革はどこへやら…。

でもせっかくの週末なんで、久しぶりに年老いた両親に会いに実家へバスで移動中。

爆睡して乗り過ごさないか、ボケボケで運賃を間違えないか、乗り物に乗るときは

いつも緊張します。

さて、今回は私のうつ病生活のエピソードをポップにお届けします。

信じられない行動

うつ病になると頭の回転が遅くなり、それまでの元気だったときの行動とは、全く違う

行動になるとご紹介しましたが、本当に自分でもビックリするような行動をして驚き

ます。例えば以前、こんなことがありました。自宅でテレビを見ていたんですね。

そしてトイレに行きたくなって立ち上がったんです。そうしたら目の前のテーブルの

上にゴミを発見、これは今すぐ捨てなければと思い、ゴミを拾い上げたんです。

しかし、トイレが先かゴミ捨てが先かと言われたら、やはり先に思い付いたトイレを

優先。洋式トイレのふたを開け用を足すと思いきや、そこにゴミを捨て水を流し(その

ゴミがティッシュペーパーで助かった…)、満足して次はゴミ箱へ…。そうなんです、

ゴミ箱のふたを開け、そこで用を足そうとズボンのファスナーを下ろし…、まぁ攻撃

コンマ数秒のところで攻撃命令中止の暗号が脳内に伝達され、事なきを得ましたが、

もしあのまま脳内命令にしたがっていたら、それはもう大惨事は免れなかったことでしょう。

ちなみにお伝えしておきますが、そのときに寝ぼけていたわけではありませんし、私は

若年性痴ほう症ではありません。毎日を大真面目に生き抜いている、ただのうつ病患者

です。さすがにこんなことはそれ以来ありませんが、これに近いことは日常生活で度々

起こります。

大真面目に生きているだけ

こんな感じで毎日が驚きの連続ですが、何とか無事に生き延びれてこれたのは、

 自分の症状や傾向を客観的に把握し無理しないこと

これに限るのではないでしょうか。今まで出来ていたことが、なぜかできなくなって

いるという事実を早い段階で認め、できないことに対して落ち込んだり、悲観したり

しないようにすることが大事かもしれません。

いま振り返れば、うつ病になったことは・・・

「お前、ちょっと休んだ方がいいぞ」っていうサインだったような気がします。

もちろん、うつ病で苦しんでいるときに、そんな悠長なことを思う余裕なんかありま

せんが、少し良くなった今なら、そう思うこともできるような気がします。

でも皆さんはゴミ箱に用を足すことのないよう、いつもの自分とは違うんだという自覚

のもと、「もう一度、陽の当たる場所へ」たどり着くために・・・

早めの初動、落ち着いた行動でよろしくお願いします。

 

 今回も最後までお付き合いいただきまして、

          本当にありがとうございました。

 

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